ハイレゾ対応ストレオヘッドホン MDR-1A レビュー (外観編) [ヘッドホン]
MDR-1A 今回は外観をレビューしたいと思います。
あくまで主観ですが、カッコイイと思います。大きさもデザインもかなり好み。オーバーヘッドタイプのヘッドホンは実はあまり購入履歴がありませんでした。と言うのも大袈裟なので外での利用がメインの自分には抵抗があったのです。
MDR-1Aは派手さもなく、大きさもギリギリ許せる範囲。手にして見ると改めてその質感の高さなどを実感しています。
デザインを見てみると派手さはほとんどなくかなりシンプル。
ハウジング部をフラットにできる特徴があるのですが、それ故に可動部分が大きいです。
写真を見ても分かりますが、ザラザラとした模様があります。目立たないですし、指紋も付かないので私は良いと思っています。
SONYロゴのアップ
左側に付いているヘッドホンコネクタ。ヘッドホンケーブルは脱着式。ゴールドになっています。
ケーブルを取り付けたところ。
ちなみにヘッドホンケーブルは絡まりにくい素材でした。太すぎず良い感じ。独立グラウンドケーブルでクロストークを低減しています。
ブラックモデルはこの赤のラインが印象的。
上から見ると通気孔があるのが分かります。何の穴だろうと思っていたのですが、公式サイトに「低域における通気抵抗をコントロール。振動板の動作を最適化することで低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現できるようになりました。」と書いてありました。
内側を見ていきます。ドライバーユニットは新開発の40mmドライバーユニット。従来のMDR-1Rは4hz-80kHzまでの帯域でしたが、イッキに3hz-100khzまで広がりました。
さらに液晶ポリマーにアルミニウム薄膜をコーティングしています。これは最上位モデルのMDR-Z7と同じ。ちなみに色が左右で違いました。
比較対象を持っていないのですが、イヤーパッドがMDR-1R系とはかなり変わっていて装着性が向上しているらしいです。
下の方が盛り上がっているのがお分かりになりますかね。
ジョイント部分は妙な固さもありません。装着感は本当に良いです。
ハンガー部分について見ていきます。
ハンガー部分もグリグリ動きますし、良いしなやかさ。
MDR-1Aとプリントされています。
結構伸びます。
MDR-NWNC200との比較
ウォークマン用のオーバーヘッド型ノイズキャンセリングヘッドホンとサイズ比較してみました。
MDR-NWNC200は確かにコンパクトな部類ですが、ここまで差があったとは。
ドライバーユニットの大きさの違いがはっきりと分かります。
イヤーパッドの構造の違いがフィット感の違いにモロに出てます。NWNC-200は長時間の利用には厳しいものがありましたので。
NWNC-200がものすごく安っぽく見えてしまいました…。一万円の価格差があれば当然かも知れませんが。
まとめ
MDR-1A デザインも良いですが、装着感もとても良いです。
良く、街を歩いていると最近はオーバーヘッドを使っている方も増えてきましたが、見ていると廉価モデルを使っている人や派手なモデルを使っている人、それを外で使うの!?と思うようなモデルを使っている人、様々です。
そう考えるとヘッドホンもその人の個性やセンスを表す一部になってきたのではないでしょうか?
街中でも使えて、デザイン性が高くかつ音も良いモデルになるとMDR-1Aを私は一番に推薦したいと思います。
次回は音質について軽くご紹介したいと思います。
丸ごと一冊ハイレゾオーディオ完全ガイド (インプレスムック)
- 作者: 麻倉 怜士
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: ムック
SONY ウォークマン Fシリーズ 64GB ブラック NW-F887/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
ハイレゾ対応ストレオヘッドホン MDR-1A レビュー (開封編) [ヘッドホン]
今年の秋もSONYからたくさんのヘッドホンが発表されました。もうこれでもか!と言わんばかりのラインナップ。ハイエンドモデルのMDR-Z7やXBA-Z5をはじめとしたハイレゾ対応モデルも多数発表されました。
その中で私が選んだのはMDR-1Aです。実は実物も見ず音も聞かずに購入しました。はっきり言って無茶苦茶だと思います。良い子は決してマネしてはいけません。
先日、恐る恐るソニーストアで色々と視聴したり実物を見てきたのですが、MDR-1Aを購入して正解だったと感じました。
音ははっきり言って最上位機種のMDR-Z7の方が良かったです。空気感も感じると言う触れ込みは本当にそのまま。ただ、本体の大きさはもちろんケーブルも端子もすべてが大げさで、これは外での利用がメインの私には向いていないと思えました。
インナーイヤータイプは元々今回は買うつもりが無かった事もありますが、一応念のためにXBAシリーズも聴いておきました。ソニーのバランスド・アーマチュアの音は若干高音部分に癖があるのは分かっていたのもありますが、やはり聞いてみても癖は感じましたので、こちらも後悔せずに済みました。
そしてMDR-1Aを聴いてみたのですが、Z7に比べると低音が強調されたような感じで、音の広がりにも差があるのは分かりましたが、倍の価格差もある程の差は感じなかったで、MDR-1Aで正解だったと思えた次第です。
そして本日やっとMDR-1Aを受け取ることができましたので、開封レビューをしたいと思います。
パッケージ
パッケージはかなり大きくてビックリしました。ホワイトのパッケージにMDR-1Aが大きくプリントされています。
SONY以外のプロダクトにも最近は付けられるようになったハイレゾ対応を証明するハイレゾマーク。
上から見たところ。フック部分になんと保証書が挟んでありました。こんなの初めて見ましたね。
横から見たところ。中の化粧箱が見えます。
裏側。色々説明が書いてます。
開封
パッケージはビニールシートで包まれていましたのでそれを取り除きます。
フックをどうやって取り除くのかな?と思っていたのですが、化粧箱は横から簡単にスライドで取りだせました。
化粧箱です。プレミアム感満載ですね。
高級感ありそうですが、紙なので実はそれほど丈夫なつくりではありません。
横に広げるタイプでした。ここもおもてなしを感じます。
左側は開閉式になっていました。広げる時、紙なので結構もろいので気を付けましょう。
中には説明書とポーチ。
説明書は簡易的な内容でした。
ポーチに本体を入れてみたところ。
SONYのタグが付いていました。
このポーチですが、あまり高級感がある訳でもなく、衝撃を守ってくれる感じもしないので、個人的にはこの程度のポーチならあっても無くても良いような感じがしました。
ポーチは中は二つに分かれています。
ポーチの中にケーブルが入っていました。
通常のケーブルと
リモコンが付いているスマートフォン向けのケーブルの2種類が入っていました。こちらは通話も可能のようです。
L字型のケーブル。
さて、本体を取りだしてみます。
MDR-1シリーズ伝統のデザイン。結構大きい方ですが、大げさな感じがしない。そして赤のリングがカッコイイ。
さっそく聴いてみましたが、気に入りました。装着感も良いですし、音も期待通りです。ハイレゾの音源を聴いてみたら楽しくて仕方ないですね。本当に一安心です。
次回は外観レビューをしたいと思います。
ソニー ステレオヘッドホン ブラック MDR-1ADAC/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY ワイヤレスステレオヘッドセット MDR-1RBTMK2
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY ウォークマン ZXシリーズ <メモリータイプ> 128GB シルバー NW-ZX1/S
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
コストパフォーマンスが良い MDR-EX220LP レビュー [ヘッドホン]
MDR-EX220LPを購入しました。長時間飛行機に乗る予定なので、フライト中に使う目的で安いヘッドホンが欲しかったのです。ちなみにこのMDR-EX220LPは家電量販店で2千円前半の価格です。千円クラスのヘッドホンとの違いなど比較してみたいと思います。
パッケージは下から引っ張り出すタイプでした。ソニーの安いヘッドホンは簡易的なパッケージですがそれぞれの製品でパッケージングは結構それなりに特徴があっておもしろいです。
中は本体とイヤーピース、コード長アジャスター、説明書、保証書だけでした。
2千円クラスのヘッドホンなのですが、バーティカル・イン・ザ・イヤー方式を採用しています。このクラスでバーティカル・イン・ザ・イヤータイプのヘッドホンって何気にすごい。千円クラスだとドライバーユニットが小型なタイプが多く耳にフィットしないですし、パワーの足りなさを感じますが、バーティカル・イン・ザ・イヤータイプだと付け心地も良く、パワー不足も感じません。
内側。こちらも最近のウォークマンに付属しているヘッドホンと同じく耳にフィットしやすく改良されていました。フィッティングアシスト機構が付いています。何気にこれがあるだけで随分違います。
ノイズキャンセルはありません。
イヤーピースはハイブリッドタイプ。
ヘッドホンジャックはL字型でした。
珍しいY字型。
位置も調整できますし、絡まり防止にもなります。
長さを調整するアジャスターも付いていました。でも、ケーブルは長くないです。
SONYロゴ付きです。
聴いてみましたが、まぁ価格相当です。千円クラスのMDR-EX25LPと比べると、付け心地は格段に良いですし、音のパワーも全く違います。数百円の値段の差しかありませんが、品質には大きな差があると感じました。音質的には極端な差は感じませんが、低音、高音、音の解像度共に1ランクの差は感じ取れます。
2万円クラスのMDR-EX800STとも聞き比べてみると、音質の違いは圧倒的でEX800STの解像度の高さに改めて感動してしまうのですが、10倍の価格差もあるので比較対象にはならないかと。
つまり音質には大きな期待はできませんが、ウォークマン付属のヘッドホンの方が良いので、そこから乗り換える必要性は無いですが、スマートフォン付属のヘッドホンよりは良いので、スマホで音楽を聞きたい人には丁度良いヘッドホンになると思いました。この価格でこの質感、この音質はなかなか出せないと思います。
良い買い物になりました。小さくて軽いながらもフィット感も良いので、ゲームやPCでYouTubeやUstreamの配信を見る時などにもとても良いヘッドホンになると思います。オススメします。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX220LP ブラック MDR-EX220LP/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX100LP レッド MDR-EX100LP/R
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー XB30EX ブラック MDR-XB30EX/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
ソニー ダイナミック密閉型カナルイヤホン (ブラスブラウン)SONY MDR-EX650-T
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
女子力高いヘッドホン MDR-EX25LP の音楽再生力を試す [ヘッドホン]
とてつもなく女子力が高いヘッドホンを購入しました。
MDR-EX25LP です。
とにかくこのヘッドホン、女子力が相当高いです。Webサイトの女性を意識しまくり、どうも最近ヘッドホン売り場を見ているとソニーだけじゃなく、他のメーカーもこのような女性を意識した商品展開をしているようです。価格は千円前後、はっきり言って値段からは音質はほとんど期待できませんが、いかほどのものなのか検証したいと思います。
パッケージ
パッケージからしてとてもかわいらしいです。このMDR-EX25LPですが、スィーツを意識しているようで、パッケージもスィーツのパッケージのような感じ。
こんなシールが貼ってましたが、ケーキ買ったときのシールみたいなイメージなのかな。
パッケージの裏。一通りの商品説明が書いてました。ちなみに色はビビッドピンクです。
パッケージをすべて開封したところ。
かなり簡易的なパッケージです。説明はすべてパッケージの中に記載されていました。
本体外観
ヘッドホンの本体を見ていきます。購入したのはピンクですが、他にも10色ほど用意されており、どれも結構かわいい。
ケーキやアイスを思わせるデザインとソニーは言ってますが、確かにチョコレートソースやキャラメルソースをかけたような感じです。この可愛らしいデザインの筐体に直径9mmの小型ドライバーユニットが入っているそうです。
イヤーピースはハイブリッドイヤーピース。
コードスライダーが妙にかわいい。クッキーをモチーフにしているとか。
プラグはL字型でした。
サイズ比較のためにノイズキャンセル搭載ウォークマン付属のヘッドホンとXBA-4SLとの比較。かなり小型なのが分かります。
音質
ウォークマンに取り付けて聞いてみました。価格は1000円ぐらいなので期待していませんでしたが、それなりの音はしていると思います。
とは言ってもかなり軽めの音でスッカスッカ。どうもヘッドホンが小型なために耳にちゃんとフィットせず音が漏れすぎているような感じがしたのでイヤーピースをノイズアイソレーションイヤーピースに変更してみました。
すると劇的に良くなりました。音が漏れていた感覚がなくなり、しっかりと鳴らしています。イヤーピースを変えるだけで、低音がキッチリと出るようになって印象はかなり変わります。言っても1000円のヘッドホンなので解像度も無く、音も軽く、たかだか知れていますが、千円以上の価値は出ていると思いました。ただし、でも、かわいくなくなってしまうのでこれをどう捉えるのか?ですね。
まとめ
ウォークマン付属のヘッドホンから変える理由は皆無だと思います。スマホの付属のヘッドホンが適当な場合ならアリでしょう。昔のiPodのヘッドホンからの変更もアリだと思います。ただ、劇的な音質の向上が見込める訳でもないので、付属のヘッドホンが壊れた場合やゲームで使う時に店頭で探している時、かわいいから興味を持ってもらうような商品のひとつなのかな?と思いました。
千円にしてはそこそこの音が出ていると思いましたが、付属のイヤーピースではちょっと実力を出し切れないのは惜しい気がします。コストパフォーマンスはかなり高い。今後、この手の商品がどう展開されるのか分かりませんが、適当な商品では無いのは確かだと思いました。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX25LP ライトブルー MDR-EX25LP/L
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー クローバーグリーン DR-EX43IP/G
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX220LP ホワイト MDR-EX220LP/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY 密閉型インナーヘッドフォン EX300SL ブラック MDR-EX300SL/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
アーティストにありのままの音を届けるために開発されたMDR-EX800ST(音質編) [ヘッドホン]
随分間が空いてしまいました。プロフェッショナル仕様として発売されているSONYのヘッドホン MDR-EX800STの肝心な音質についてレビューしたいと思います。
尚、毎度の事ですが、音については人によって感想は全く異なりますので、参考程度でお願いします。
再生にはWalkman ZとXPERIA arcを利用しました。
まず第一印象ですが非常に解像度が高いです。ボーカルの息遣いなどまで伝わってくる感覚は鳥肌もの。これだけでも買って良かったと感じました。
音質はどちらかと言うと原音に忠実で、妙な味付けはなくフラットな印象です。普段私はWalkman Zにノイズキャンセル搭載のMDR-NWNC200で聴いているのですが、この組み合わせはかなり味付けが濃いので、初めて聞いた時は物足りなさを感じました。ただ、それよりも解像度の高さに心が奪われるのですぐに慣れてしまいましたね。
ロックやクラッシック、テクノまで色々な音楽を聞いてみたのですが、若干明るいポップスやテクノ系はキンキンと耳障りな印象も感じます。設定を見直すと、ちょっとイコライザーが有効になっていました。イコライザーをオフにすると聞きやすくなりましたのでこのヘッドホンはイコライザーオフで素直に原音を楽しみたいですね。
但し欠点はあります。音の抜けがやたら良いので、周囲の音を強烈に拾ってしまいます。電車の中や仕事中にも使ってみましたが、印象は変わりませんでした。
ノイズアイソレーションピースをはめて試してみましたが、印象はあまり変わらず。私の結論では通常のハイブリッドイヤーピースで充分な気がしました。
まとめ
非常に聞きやすく、そして圧倒的な解像度を楽しめるとても優秀なヘッドホンだと思います。アーティストにありのままの音を届けるために開発されたMDR-EX800ST。まさにプロフェッショナルな一品なのではないでしょうか?是非、大好きなアーティストの音こそこのヘッドホンで聴いて欲しいです。
ただ最上位機種のEX1000も価格が落ちてきているんですよね。
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX1000 MDR-EX1000
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY ノイズアイソレーションイヤーピース Mサイズ EP-EXN50M
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス