Xperia Z2 SO-03F レビュー(ソフトウェア編) [XPERIA]
Xperia Z2 SO-03Fのレビュー4回目はソフトウェア回りを駆け足で見ていきたいと思います。
Xperia Z2 SO-03F のAndroidのバージョンは4.4.2 です。ほぼ最新。ただこれが今後順当にアップデートされ続けるのかどうかは極めて微妙…
kitkatと呼ばれるこのバージョンは低スペックでも快適に動作するように再設計されています。また数々の新機能も搭載されておりこれに伴ってかXpeiraのUIもかなり変わっています。
docomo LIVE UX
まずはドコモの新たなホームアプリである docomo LIVE UX
ロック画面からひつじがいます。
以前のdocomo Pallet UIに似ていますが、実はかなり違います。
とにかくPallet UIはスクロールが暴れるなどあまり良い印象はありませんでした。
このdocomo LIVE UX は私が今まで見た事のないホームアプリでしてアプリのドロワーとホームが一体化したようなコンセプトで作られていました。
画面の下半分にホームが見えているのです。なかなか斬新。
ただ個人的な感想は各メーカーがホームアプリで特徴を出している部分を敢えてキャリアのアプリに置き換える姿勢はあまり好きじゃないです。サポート的な意味やキャリア主導の日本の事情を考えると分からなくもないのですけどね…
従来通りアプリの切り替えは一発で変換できます。
ちなみにドコモの初回ウィザードはSIMカードを入れると出てきます。
Xperia ホーム
つぎにXperia独自のXperiaホーム。ロック画面はスワイプで解除できるのですが、以前は上下だけでしたが左右でも可能になりました。解除時のエフェクトもキラキラしてカッコイイです。
Xperiaのホーム画面にしても初期状態ではひつじがウロウロしてます。
初期状態ではホームは5枚でした。もちろん追加、削除可能です。
アプリケーションのドロワー
ドロワーの中にもフォルダが作れるところなどは従来通りです。
ただ、ZやZ1と比べて5.2インチとディスプレイサイズは大きくなりましたが、Z Ultraのようにアイコンの数を変更したりはできないようです。
テーマの変更などのカスタマイズ画面はあまりZの頃から変わり映えしないのですが、テーマの機能は大きく変わっていました。
ストアからテーマを追加インストールできますし、メニューやアイコンなどすべてが変わるようになっています。上はスパイダーマンをインストールした状態。
通知領域とクイック設定ツールはタブで分かれるようになっていました。通知領域はかなりリッチになりましたね。
クイック設定ツールは2本指で引き延ばすと表示されます。
表示する項目も順番も変更可能です。
アプリ終了のやり方は同じですが、全アプリ終了が下に移動していて操作性はよくなりました。
ソニーアプリ
ソニー独自のアプリも駆け足で見ていきます。
ウォークマンアプリはMusic Unlimitedと完全に統合されるようになりました。
同じくムービーアプリもVideo Unlimitedと統合。
もちろんお出かけ転送も可能で、国内モデルならではの機能もあります。
上はアルバムアプリですが、アルバム、ムービー、ウォークマンアプリは基本的UIは共通していてモダンUIのようなデザインになり、左端をフリックしてナビゲーションバーを表示させるようになっています。
これらは共通化されているので戸惑うことは少ないのではないでしょうか。
ただ、この共通化されたソニー独自のアプリはムービー、ウォークマン、アルバムの3つだけで、ReaderやSony Selectなどの他のアプリは微妙に違っています。
POBOX plus
4.4以降、Xperiaの日本語文字入力のPOBOXは大きく変更されてPOBOX plusになりました。しかしまだ出始めなのか分かりませんが、従来あった機能が大きく縮小されてしまい非常に使いにくくなっています。クラウド変換がなくなった、サイズが自由に変えられない、マッシュルームが使いにくいなどなど、予測変換が多少賢くなったりUndoが出来るようになった以上の不便さが現行バージョンにはあります。
スモールアプリ
スモールアプリランチャー。スモールアプリはアイデア次第だと思うのですがなかなか面白いのが無いですね。
ただ、4.4以降では複数が同時起動できるようになり、ますますマルチタスクを実感できるようになっています。
カメラ
カメラアプリはもともとXperiaは多機能かつ高性能でしたが、プラグイン的な使い方が出来るようになりさらに多機能になりました。もちろん4Kビデオも。
ただ、8メガピクセル以上はマニュアルのみの撮影しかできないなど、変な制限があるのが気になります。
ノイズキャンセル
ノイズキャンセル対応ヘッドホンを付けるとノイズキャンセルの設定が表示されるのですが、環境設定も可能な点はウォークマンとほぼ同等の機能を持っています。
設定
設定画面は白ベースになりました。
ソフトウェアの更新とかアプリケーション更新とかAndroidバージョンアップとか全部同じだろうに…と思うのですが、ドコモオリジナルのようです。
電源管理にあるスタミナモード。通信を制御するアプリケーションを自分で選ぶのですが、ちょっと分かりにくい気がしました。
ただ、スタミナ性能は驚異的なレベルです。
その他
もちろん国内モデルですので、おサイフケータイの機能もありますし
フルセグ・ワンセグも搭載しています。フルセグはX-Reality for mobile などを搭載しているからこそ意味もあるのではないかと思います。
また個人的に待望していた本体の留守番電話機能
手袋をつけたままでも操作可能なてぶくろモードなど、痒いところにも手が届いていると感じました。
まとめ
Xperia Z のAndroid4.2の頃から比較すると随分と印象が変わったと言うのが率直な感想です。ムービー、アルバム、ウォークマンアプリは旧モデルでも一部はアップデートされているのですが、その他のアプリはアップデートが止まっているので、Xperiaをずっと使い続けていてもかなり新鮮な気持ちで使えると思います。
他のAndroidユーザーやiPhoneユーザーもXperiaならではの安定した環境やソニー製品やサービスとの統合は魅力に感じられるのかも知れません。
特にiOSと比べるとAndroidも当初は不安定だとかバッテリーが持たないなど散々言われていましたが、このXperia Z2は驚異的とも言えるスタミナ性能に加えてスモールアプリのようなAndroidだからこそ実現できている機能もあり、高画質、高音質と言った特徴もXperiaを選ぶ理由として成立するのではないかな?と改めて感じました。
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