Xperia A (SO-04E) はどこまでエースなのか? [XPERIA]
使いやすい、の先端へ。Your Best Choice
Xperia A (SO-04E)はそのようなキャッチコピーが付けられています。Xperia Zに比べると小型化し、持ちやすく改良されたと言えばそうとも言えるのですが、はっきり言うとZの廉価版でしょう。
そんなXperia A がどこまでエースなのか?見ていこうと思います。
ちなみにこのXperia A (SO-04E)は家族の者が購入しました。
外観
購入したのはホワイトです。第一印象は思った程悪くないでした。と言うのもリークされた写真があまりにもチープだったからです。
ただ、このdocomo xiのロゴはさらに巨大化されてしまい非常に印象が悪いですね。
充電中や着信中などの通知にSONYロゴの下が光ります。フローティングプリズムのような派手さは無いですが、こういうギミックはXperiaでは珍しい方です。
右から見た所。
今シーズンのXperiaの象徴でもある電源ボタンはそのままです。
Zと大きく異なるのはシャッターボタンがあるところ。このシャッターボタン長押しでカメラが起動するのはやっぱり良いです。カメラの性能が良いだけに余計にそう感じます。
また、防水性能があるため、水中でカメラを動作させる時、Zだとシャッターボタンが無いため、水中での撮影は困難を極めるのですが、Aは水中撮影も余裕で出来ます。
上から見た所。NOTTVが遂にXperiaにもプリインストールされた事もあり、ワンセグ兼用のアンテナが内蔵されています。これは何気に改善だと思うのですが、ワンセグアンテナもヘッドホンのカバーもそうですが、モロにそこにありますよ的なデザインになってしまいました。
これが使いやすいと言えばそうなのですが、デザイン的にはかなり劣化したと思います。
アンテナを伸ばしたところ。
ワンセグの感度はかなり良かったです。私はワンセグはあまり見ないのですが、アンテナがあるのと無いの差は本当に大きいと思います。ワンセグはあくまで緊急用ですので、アンテナ無しでワンセグを搭載していた最近のXperiaシリーズにはウンザリしていたのですが、幸か不幸かNOTTVによってAはacro HD以来のアンテナ搭載になったのでした。これも使いやすさの一つなのでしょうか…
左側です。マイクロUSB端子とクレードル用の充電コネクタがあります。
マイクロUSBの蓋はかなり取扱いが楽になっていました。ZやAXのような蓋がユルユルになるような事は無い気がします。
SO-04Eのプリント。
裏側。もっこりしてます。
カメラ部分のアップ。Exmor RS for mobileの実力は折り紙つき。
手になじむと言えば馴染みますが、バッテリー脱着のためにこうなったのかな?と言う印象はありますね。
ただ、バッテリーが脱着可能な防水端末ってあまり無いので貴重だと思います。
Xperia Zとの比較
Xperia Zは5インチフルHD(1920x1080) Xperia Aは4.6インチHD(1280×720)とディスプレイに大きな差があります。そこで本体の大きさなどを比較してみました。
並べると大きさもそうですが、デザインも随分異なるのが分かります。Zの方が電源ボタンも大きくまた鋭角的なフォルムなのが分かります。
ディスプレイの明るさはXperia Aの方が明るいと感じました。
ブラウザでyahooのトップを表示したところです。表示領域に差が無いものなのですね。
Xperia Zのステータスバー
Xperia Aのステータスバー
Zのアイコンの拡大
Aのアイコンの拡大
良く見ると差が分かる程度で、どちらもはっきり言って綺麗です。ただ、明るさはAの方が明るく、フォントなどで分かるシャギーの少なさはZでした。
アプリなど
アプリに関してはNOTTVがプリインストールされた以外はほぼZと同じく代わり映えはしませんが、ウォークマンアプリやカメラ、DLNA連携などの協力なソニー製品との連携も引き継いでいると言えます。
Aならでは機能を強いて言うならば、ステータスバーのクイック設定ツールがカスタム可能になった点は大きなトピックだと思います。
その他にはスモールアプリのアイコンが変更されているのを確認できました。
ちなみにAndroidのバージョンは以下の通りです。
まとめ
Xperia A 使いやすいと言われると確かに色々な面で使いやすいように考慮されていると感じました。Xperia Zがデザインと性能を突き詰めた結果、損なわれたとも言える部分をうまく補っていると思います。例えば、カメラのクイック起動、ワンセグアンテナ、持ちやすいフォルムとサイズ、そして性能を抑えた事によるバッテリー駆動時間の向上、そして脱着可能なバッテリーなどなど。
但し、あくまでそれは妥協から生まれたような印象はぬぐえないのも事実。Xperia Zのような尖ったその当時に考えられるスペックを全て詰め込んだような拘りは感じられず、無難なスマートフォンと言う印象はぬぐえませんでした。VAIOで例えると以前のZとSのような関係に感じます。
全ての人がZが欲しい訳では無いのでこのようなAのような機種は必要だと思いますが、Aは決してエースではなく、非常に安定した中継ぎ投手と例えるのが妥当なのではないかと思います。
Xperia A SO-04E 完全ガイド (マイナビムック) (Xperia Fan)
- 作者: 飯塚 直
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2013/05/25
- メディア: ムック
Xperia A | SO-04E | エクスペリア エース | ワンセグ対応 | ケース カバー | ハードケース | Provare PVSO04ECCR (ハードケース, クリア)
- 出版社/メーカー: NITT
- メディア: エレクトロニクス
OverLay Magic for Xperia (TM) A SO-04E 傷修復・耐指紋タイプ液晶保護シート OMSO04E
- 出版社/メーカー: ミヤビックス
- メディア: エレクトロニクス
ELECOM docomo Xperia A(SO-04E)用 ハイブリッドバンパーケース ブラック 液晶保護フィルム付き PD-SO04EUBCBK
- 出版社/メーカー: エレコム
- メディア: エレクトロニクス
レイ・アウト docomo Xperia A SO-04E用 キラキラ・ソフトジャケット/ラメミント RT-SO04EC7/MA
- 出版社/メーカー: レイ・アウト
- メディア: エレクトロニクス
コメント 0