SSブログ

エクスパンシス

Xperia 第一章の完成系 Xperia AX (SO-01E) レビュー [XPERIA]

今、日本のどこでも見るスマートフォン。その中で圧倒的なシェアを握っているのがAndroidと呼ばれるOSである。そのAndroidの日本での躍進のきっかけとなったのはXperia(SO-01B)であるのは誰もが疑わない事実であろう。

http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_ced/taiseiko/image/2010-04-03T22:16:29-849f4.jpg

Xpeiraの登場はAndroid市場を創出しただけでなく、人とコンピューターとのAVとの関係を今までよりもずっとシンプルで良好なものにした。メディア機能やインフィニットボタンによってXperiaを通して人はスマートフォンとコミュニケーションとエンターテイメントの関わり方を変えていったのである。

これが Xperia の魔法である。

そして、2012年11月、街がクリスマスの雰囲気になりつつあるこの時期に、新しいXperiaが誕生した。そう、Xperia AX(SO-01E)である。

DSC05361

Xperiaと言うデザイン

DSC05311

Xperia AXを手に取ると、あまりにもの美しさにめまいを感じた。まず、気付くのがあのXperiaのデザインの中で最も愛されていると言っても過言では無いと言えるXperia arcのアークデザインを採用している点である。しかも単純に継承しただけでなく、フレーム内に全てのキー端子を集約しているのである。

DSC05323

そしてディスプレイ、フレーム、背面、それぞれが異なる質感とカラーの三層のプレート構造になっており、よりアークデザインを引き立てているのだ。しかも、カメラ部分のデッパリと言ったような無駄な膨らみも一切存在しない。非常に美しい弧を描いているのである。

DSC05358

更に、アークデザインを採用する事で、これだけの薄さと軽さ、そして4.3インチのディスプレイを搭載しながらも圧倒的な持ちやすさを実現している。これでバッテリー脱着式にも関わらず防水機能まで備えているのだから、驚異的である。細かく重さのバランスを調整したり、重心点をどこに置くかを考えて、その上で中のパーツを配置しているからだろう。まさに美しさだけを追求しただけではない。持ちやすさを兼ね備えた実用的な究極のデザインなのだ。

One Sony を実現する機能

Xperiaを語る上で外せないものの中のひとつにエンターテイメント機能がある。いや、寧ろSonyが作るスマートフォンであるのであれば、エンターテイメント機能はどのスマートフォンよりも最強であり最高でなくてはいけないのだ。

ここでXperia Tablet や VAIO Duo 11で見られる、ミュージックやギャラリー、ムービーアプリを見てみよう。

DSC05350

見事にユーザーインターフェイスが統一されているのがお分かりになるだろう。ここではタブレットとVAIOを例にミュージックアプリを表示しているが、Music Unlimitedなどの別のサービスではBRAVIAやPlayStation Vita、PS3にまで統一が進んでいる。

これはどの端末で使っても同じレベルでソニーのサービスが体験できる事を意味している。今までアカウントはおろか、ユーザーインターフェイスはバラバラであり、買い換える度にユーザーは一から学習するしかなかったのだが、この体験レベルを統一する事でソニーのエンターテイメント機能をずっと安心して使い続けていける事を意味しているのだ。

DSC05347

さらに、ユーザーインターフェイスだけでなくそれぞれの機器が少しずつであるが連携してきているのを気付いているだろうか?nasneやブルーレイレコーダーのコンテンツの再生、転送はもちろん、BRAVIAへの映像配信やリモートコントロール機能、NFCによるヘッドセットとのペアリングそしてNEXからのアップロード機能など、着々と連携が進んでいる。

それらの機器との連携は今後さらに加速するであろうが、その中心になるのがXperiaであり、現在あるソニーの姿を最も具象化しているのがXperia AXなのである。

BRAVIAの英知を集結したディスプレイ

DSC05333

さて、Xperia AXがOne Sonyを実現している機能を見てみようと思う。まず、目に入るのがディスプレイだろう。4.3インチのHD Reality Displayは1280x720ピクセルの高解像度なディスプレイと言うだけでは無い。液晶テレビBRAVIAのテクノロジーを活かしたオプティコントラストパネルを採用しているのだ。このオプティコントラストパネルはこのブログでも幾度となく紹介しているが、非常にコントラストが高くまた野外でも非常に見やすいパネルなのだ。黒は限り無く黒を表現し、また映り込みも非常に少ない。

更にシーンやコンテンツの解像度に応じて自動的に効果を調整するモバイルブラビアエンジン2までも搭載されている。モバイルブラビアエンジン2は解像度に応じて判定をするようにチューニングされているのだ。

このディスプレイだからこそ、nasneやブルーレイレコーダーからの映像コンテンツも活かせるのである。きっと誰もがこのディスプレイの美しさに美酔いしれる事だろう。上の写真もはめ込みでは無い。実際の写真と聞いたら驚くのではないだろうか?

DSC05364

さらにタッチセンサー層を省くことでより薄いディスプレイを実現し、タッチ精度が格段に向上していることも特筆できる。このタッチ精度の向上は文字を入力した時にすぐに気が付いた。Xperia は元々POBOXと呼ばれるIMEが搭載されており、文字予測変換と入力のやり易さは他社の追随を許さなかった。何しろ予測変換はPOBOXが元祖なのだから当然である。この予測変換の実力と、快適なユーザーインターフェイス、そして究極とも言えるタッチ精度で圧倒的な文字入力が出来てしまうのだ。

サイバーショットの遺伝子とウォークマンのDNA

Xperiaはカメラと音楽プレイヤーの評判が良いと言うのは誰しもが聞いたことがあり、そして体感したこともあるかも知れない。ではその本質はどこから生まれているのであろうか?

DSC05355

DSC05336

カメラはもちろんExmor-R for mobileの実力が優れているのは確かな事であるが、それだけでは無いのがXperiaなのだ。Xperia AXからサイバーショットではお馴染みになっているプレミアムおまかせオート機能が搭載された。これの意味は非常に大きい。いくらカメラが多機能になったとしても、それを活かせなければ意味が無い。このプレミアムおまかせオートはまさにおまかせ機能なのであるが、シーンを的確に捉え誰しもが綺麗な撮影ができるように設定してくれるのだ。もちろん、ISOやホワイトバランスの調整なども可能である。スマイルシャッターやスイングパノラマなどもサイバーショットが得意としてきた機能であり、カメラ部隊を率いているソニーだからこそ出来る強みなのである。

device-2012-11-18-134739

次に音楽プレイヤーとしてウォークマンアプリがある。ウォークマンとはご存知、音楽プレイヤーの代名詞的存在である。クリアベースやクリアステレオなど、ウォークマンとほぼ同等の高音質機能を備えているのはもちろんだが、このアプリもカメラと同様にClearAudio+モードにより、簡単に上質な音楽を楽しめるように設計されている。スマートフォンでも少しでも良い音で音楽を聴きたいと言う欲求に簡単に応えてくれるのもオーディオを長年やってきたソニーだからこそできるテクノロジーなのだ。

あらゆるエンターテイメントが集結するOneSonyへ

device-2012-11-18-135138

さらにはPlayStation MobileによるAndroidのレベルを越えたゲーム体験、スモールアプリによる新たな可能性、ガラパゴスと言われている機能(ワンセグや赤外線、おサイフケータイ)を取り入れただけではなく、全てのエンターテイメントを高いレベルで体感できるのはハードウェアと共にSONYがサービスにも本気で取り組んで行っている他にならない。そして、それが出来るのはあらゆるAV商品を手掛け、世界的にトップレベルの実力を持ってきたソニーだから出来る事なのである。

2012年のXperiaはソニーがソニーエリクソンを買い取り、自社に取り込んで様々な挑戦を行ってきた一年だった。またソニーにとっても様々な困難な事もあったが、それを乗り越えて、少しずつOne Sonyを具体化してきた一年だったと思う。

DSC05315

私はこのXperia AXを触って感じたのはまさにXperiaの集大成であり、第一章の完成系だと言う事であった。そして、SONYのサービスの進化の途中とその歩みの過程を感じ取る事が出来た。2013年は更に大きな変化が訪れ、我々を更なるステージへと導いてくれることだろう。そして「Xperiaはダメになった。周回遅れだ」といったお決まりの嘆きごとも、少しずつ収まると確信しているのである。

※この文章は某ジャーナリスト?の方々に強くインスパイアされています。


docomo Xperia AX Perfect Manual

docomo Xperia AX Perfect Manual

  • 作者: 福田 和宏
  • 出版社/メーカー: ソーテック社
  • 発売日: 2012/11/17
  • メディア: 単行本









ELECOM docomo Xperia AX SO-01E シェルカバー ラバー ブラック PD-SO01PVRBK

ELECOM docomo Xperia AX SO-01E シェルカバー ラバー ブラック PD-SO01PVRBK

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • メディア: エレクトロニクス



ELECOM docomo Xperia AX SO-01E ソフトケース ブラック PD-SO01UCBK

ELECOM docomo Xperia AX SO-01E ソフトケース ブラック PD-SO01UCBK

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • メディア: エレクトロニクス



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。