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エクスパンシス

Windowsタブレットを触ってみた [Windows]

ついに待望のWindows 8の一般向けのβバージョンがリリースされました。

Windows 8 Consumer Preview

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全く新しくなってしまったスタートメニューには賛否両論ありそうですが、大きな変化になるのは間違いなさそうです。

そして、そんなWindows8を意識したようなVAIOがCES2012でいくつか参考出展されていました。

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※写真は両方ともimpress Watchより。リンク先は記事になってます。

どれもなかなか面白そうなモデルだと思います。コンセプトは以前から発表されていたモデルもあったので、早く触りたいと思っている方も多いのではないでしょうか?私もそんな一人なのですが、先日現行のWindows7を搭載したタブレット端末を数機種触る機会がありましたので、今のWindowsタブレットがどんなものなのか?未来のVAIOを占う意味でも軽くレビューをしたいと思います。

ONKYO TW317A5

まずはONKYOのタブレット TW317A5です。

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スペックは

OS Windows7 Home Premium 32ビット
CPU Atom N450 1.66GHz
メモリ 1GB
SSD 32GB
タッチパネル付き11.6型ワイドTFTカラー液晶 1366x768

となっており、Windows7を使うには結構ギリギリな感じがします。

外観

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iPad2やICONIA TAB A500と比較してみましたが、結構大きいです。

DSC_0393

薄さの比較。上からiPad2、ICONIA TAB A500、そしてTW317A5です。厚みも結構ありますね。

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ディスプレイの真ん中にはインカメラが付いていました。

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裏側は結構すっきりとしていて、電源ボタンが右上にあるのが印象的です。

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入出力端子は左側に集中していました。

使用感

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本体は縦に向けると傾きセンサーが反応して、縦向き表示に切り替わりますが、暫くの間真っ暗になり全くスムーズに切り替わりません。これはiPodなどを強く意識した結果だと思いますが、やらない方が良いと思うぐらい酷いです。

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文字入力にはソフトキーボードもしくは手書きが出来ます。

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ただ手書き入力はペン必須な感じです。

DSC_0410

当ブログを表示してみました。これは見やすい。

DSC_0411

ただ、ピンチイン・アウトは可能なのですが、これもガクガク。

ちょっと触っただけでも、あまりの動作のもたつきにイライラしてしまいました。スペックが全然追いついていない印象です。おそらくタブレットじゃなくても、このスペックでWindows7は結構厳しいでしょう。

はっきり言って物凄く印象が悪い商品でした。タブレットは快適に使えてなんぼだと思います。敢えてこのスペックで出した理由を知りたいぐらいでした。もしWindows8のタブレットがリリースされる時が来たら、私はAtom搭載機は絶対買わないでしょう。

ASUS Eee Slate EP121

DSC_0435

次に試したのはASUS の Eee Slate EP121 です。

スペックは

OS Windows7 Professional 32ビット
CPU Core i5 U470 1.33GHz
メモリ 4GB
SSD 60GB
タッチパネル付き12型ワイドTFTカラー液晶 1280x800

となっており、こちらは結構ハイスペックな構成です。

外観

DSC_0441

こちらも同じくiPad2やICONIA TAB A500などと比較してみましたが、大きいです。

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厚みも結構あります。

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電源ボタンはスライド式。スライドさせるとスリープします。その横は画面ロックボタン。

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USBはカバーが付いていました。

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本体正面の右側にiPadを意識したようなボタンがあります。

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これですが、これを押すと、Winキー+TABと同じ動きをします。

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裏側。かっこよくは無いですが、手触りは良かったです。

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ペンが収納されていました。

使用感

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これが、結構良かったです。手でもそこそこ入力しやすい。タッチパネルはワコム製らしいですね。

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動画再生もスムーズ。多彩なフォーマットが使えるのはWindowsならでは。

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ソフトキーボードはもう少し改良の余地があると思いました。まぁこれはWindowsの問題ですが。

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エクスペリエンスインデックスは低いですが、Atom機とは雲泥の差を感じました。

まとめ

今のWindows7ではあえてタブレットにする必要性は無いような気がしました。ASUS の Eee Slate EP121 はまだ実用に耐えうるレベルで、触っていてイライラする事はあまり無いのですが、基本はマウスとキーボードを前提に作られたUIなので、やっぱり操作はしにくいです。

さらに処理能力が追いつかないAtom搭載のONKYOの TW317A5は使うのが耐えがたいぐらい苦痛でした。タブレットの魅力が全く伝わらなかったです。Windowsの色々なソフトが使える魅力もあまりの処理の遅さで全てが消え去っていました。

Windows8はタブレットを強く意識しているようです。デスクトップPCとタブレットって似て非なるプロダクトだと思うのですが、その辺りちゃんとうまく融合できているのでしょうか?私は週末にでもインストールして試してみようと思います。

 


ONKYO Personal Mobile TWシリーズ TW317A7

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  • 出版社/メーカー: ONKYO
  • メディア:



Sony  Tablet S SGPT112US/S 32GB Wifi

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  • メディア: Personal Computers



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