Xperia Tablet Z Wi-Fiモデル レビュー(ソフトウェア編) [XPERIA Tablet]
そろそろXperia Tablet Z のWi-FiモデルもAndroid4.2へのバージョンアップが近づいてきました。そこで、かなり今更ですが、Xperia Tablet Zのソフトウェア周りを見ていこうと思います。なお、キャプチャーした画像等はアップデート前の状態です。
Xperia Tablet Zの醍醐味はソニー製品との連携になりますが、そこは今回はサラッと流します。詳しくは SONYのZと言う名のプライドを背負ったXPERIA などのエントリーを参照してください。
ロック画面
ロック画面ですが、見事にXperia ZなどのAndroid4.1を搭載しているXperia スマートフォンと同じです。壁紙もそうですし
左右にフリックして呼び出せるウォークマンアプリやカメラも全く同じ。
ホーム
ホームアプリです。基本的にはAndroid標準の仕様に従っている感じです。Androidの良いところか悪いところか分かりませんが、スマートフォンとタブレットでユーザーインターフェイスの構造が違っています。徐々に近づいてきてはいるのですが、タブレットは操作するのに、画面の上と下を大きく指を移動しなくてはいけない仕組みになっており、同じ事がこのXperia Tablet Zのホームアプリにも影響していると感じます。
たとえば、アプリ一覧は右上、Google検索は左上、戻るボタンなどは左下、ステータス表示は右下、スモールアプリは真ん中下と、もう画面のあちこちを指で移動する必要があるのです。
初期状態のホームの一覧。ウィジェットの一部やアプリのアイコンにXperia Tablet Sを継承しているのもありますが、スマートフォンのXperiaにかなり近いです。
ホームの追加・削除はもちろんできます。ただ、やっぱりタブレットなのでメニューとかデカイ。
テーマ等はスマホと同じですが、ウィジェットはインストールされているアプリが少し違いました。
アプリ一覧は国際版のXperia Zと同じく全アプリ削除ボタンがないです。なぜ、国内版のスマートフォンだけしか付いていないのか不思議です。
スモールアプリのランチャーはスマホよりも出しやすいです。これはSony Tabletの時からの画面構成を継承していますね。
ステータスバーを引っ張ったところ。ステータスバーの表示の仕方も位置もスマホと随分違うんですよね。
アプリ一覧。プリインストールされているアプリはかなり少ないです。
設定
設定画面を見ていきます。初期ビルドのタブレット情報
32GBモデルの初期のストレージの状態
RAMもかなり余裕がありますね。
画面設定。タップして起動の項目が目新しいかも知れません。
電源管理に拡張待ち受けモードがあるのですが、何故か拡張待ち受けモードの注意画面が英語でした。これ、バージョンアップしても未だに英語。
感心したのは初回セットアップやチュートリアル的なものが随分と分かりやすくなっていたことです。お世辞にもSony Tabletは分かりやすいとは言えませんでした。なんせ、デフォルトの時間設定さへ日本ではなかったぐらいですから。
アプリ
プリインストールされているアプリを駆け足でみていきたいと思います。
タブレット用のMusic Unlimited 。Music Unlimitedは良いサービスだと思うのですが、改善されるスピードがどうも遅い気がしています。Android4.2移行のXperiaではついにウォークマンアプリと統合されるようですが、はてさてどうなることやら。
ウォークマンアプリはネットワーク越しのファイルも再生可能です。スマホ版よりタブレットの方が見やすいですね。
ネットワーク越しでも音飛びもしないですし、ジャケットも表示されて良い感じに動いていると思います。
Video Unlimitedはラインナップが弱い印象はまだまだ拭えないですね。あとMusic Unlimitedと同じようなサービスと思いきや定額制でも無いので、普通のオンデマンドサービスです。Xperia Tablet Zのような高精細かつコントラストが良い大画面だとまた感じる印象は違います。
カメラアプリはやっとXperiaスマートフォンと統一されました。これは本当に悲願達成と言う感じです。
大画面でエフェクトの効果を確認すると分かりやすい。
ムービーアプリはDLNA対応でブルーレイレコーダーのコンテンツやnasneの録画済みコンテンツの再生や持ち出しが可能です。ただ、レスポンスと操作性にクセがあって少しイライラするところがあるのは否定できません。一応、Xperiaスマホでも可能ですが、大画面だとまた随分印象が違うと感じますね。
Readerアプリも同じです。横開きにしても読みやすいので、より本に近い感じはします。ただ、Readerアプリの機器認証はいい加減なんとかして欲しいかな。不便極まりない仕様です。
スモールアプリはもともとタブレットから始まった機能ですので、やはりタブレットの方が使い心地は良いですね。Android4.2からは複数立ち上げる事が可能になるようですので、可能性はさらに広がると思います。
まとめ
駆け足で紹介したXperia Tablet Zのソフトウェアに関するレビューでしたが、率直な感想は大きくなったXperia Zです。今回のXperia Tablet ZからVAIOチームではなく、ソニーモバイルが開発したタブレットになりましたが、その恩恵はアプリの統一性やアップデートの方法など至る所に表れています。私はこの感覚はiPhoneとiPadの関係性と非常に良く似ていると思いました。
Xperiaスマートフォンに使い慣れた人がXperia タブレットを使っても違和感無く使う事ができるのが最善だと思うので、これはとても良いと感じます。ですが、これまでSony Tabletで培ってきたものを綺麗さっぱりと投げ捨てたと感じるところもあり、そこは苦渋の決断だったかも知れませんが、別に捨てる必要も無かったのでは?と思うところがあるのも事実でした。
ファーストインプレッションでも書きましたが、次の課題は如何に大画面ならではの魅力にフォーカスできるか?だと思います。Android4.2移行に追加されるスモールアプリの複数起動などは良いアプローチだと感じました。今後もより、大画面ならではの魅力をソニーならではの発想で盛り上げて欲しいと思います。
Xperia Tablet Z エクスペリア タブレット ゼット 完全活用術 「観る」「聴く」「撮る」がハイクオリティな10.1インチ極薄タブレット!
- 作者: 村元正剛
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 大型本
Overlay Brilliant for Xperia Tablet Z SO-03E 高光沢液晶保護シート OBSO03E
- 出版社/メーカー: ミヤビックス
- メディア: エレクトロニクス
(docomo) XperiaTM Tablet Z SO-03E ブラック
- 出版社/メーカー: ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
- メディア: エレクトロニクス
レイ・アウト Xperia Tablet Z SO-03Eフラップタイプレザー(合皮)/ルフィ海賊旗 RT-OSO03EA/LF
- 出版社/メーカー: レイ・アウト
- メディア: エレクトロニクス
サンディスク SanDisk microSDXC UHS-I 64GB クラス10 SD変換アダプタ付 SDSDQUA-064G-U46A 並行輸入品 海外パッケージ品
- 出版社/メーカー: SanDisk
- メディア: エレクトロニクス
iBUFFALO [GalaxyS2対応]MHL専用【MicroBからHDMI出力できる】変換アダプタブラック(充電可能) BSMPC09BK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- メディア: エレクトロニクス
コメント 0